ロレックス(Rolex)は、スイスの高級腕時計メーカーである。1905年にドイツ人のハンス・ウィルスドルフがロンドンで創業した。
現在は「ウォッチ」に分類される腕時計を主たる商品としている(時計業界では、腕時計や懐中時計を「ウォッチ」、置時計や壁時計などを「クロック」としている)。全ての部品を自社製造しているマニュファクチュールであり、なおかつその大部分でクロノメーター認定を受けている。
20世紀初頭に時計商社としてイギリスで創業したが、当時は時計関税が高額だったため以後漸次スイスに拠点を移し、その過程でメーカー化した。懐中時計が主流であった当時、早くから腕時計の利便性に着目し[3]ていた。格段に高い防水性を誇る「オイスターケース」を開発したオイスター社を買収して実用時計に採用する事で腕時計の使われ方に大きな影響を与え、自動巻き機構「パーペチュアル機構」や日付が午前零時頃に一瞬で切り替わる「デイトジャスト機構」の開発、腕時計で初めてクロノメーターの認定を受けた。
チューダー (旧 チュードル) (Tudor)
1926年に商標登録、1946 年にはハンス・ウィルスドルフがTHE TUDOR WATCH COMPANY を設立、イギリスでの販売拡大を狙って発売された。名前はかつてのイギリス王家チューダー家にちなむ。トレードマークもチューダー家と同じ薔薇であり、初期のモデルは文字盤に薔薇が描かれていた(現在は盾のマーク)。長らく日本国内において正規代理店の取り扱いはなく、並行輸入品が「チュードル」という名前で出回っている程度だったが、2018年に正規代理店での取り扱いを「チューダー 」として開始した。かつては汎用ムーヴメントであるETA(エタ)社製のムーブメントを使用していたが、現在はムーブメント、ケース共にロレックス社内の工房で独自に開発及び生産されたものを使用している(ムーヴメントに関しては、ブライトリングと提携しており、お互いのムーヴメントの技術を導入している)。当初は本家ロレックスに似たモデルを多く販売していたが、現在は独自のデザインによるモデルを主に販売している。
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ロレックスを選ぶべき理由とは?人気の高いスポーツモデルを徹底解説
2019.11.20(最終更新日2021.12.17)
ロレックスを選ぶべき理由とは?人気の高いスポーツモデルを徹底解説
この記事では、高級時計を購入したいけど「どのブランドがいい?」「何を基準として選んだらいい?」「どんなモデルがある?」という疑問を解決すべく、
・ロレックスを選ぶべき理由
・ケースサイズとモデルタイプ
・人気のスポーツモデル
について詳しく解説していきます。
これからロレックスの購入を検討されている方はもちろん、すでにロレックスをお持ちの方にも有用な情報をお届けしていますので、ぜひご参考になさってください。
目次 [非表示]
1 ロレックスを選ぶべき2つの理由
1-1 変わることのないロレックスのデザイン
2 ロレックスのケースサイズとモデルタイプ
2-1 ケースサイズ
2-2 モデルタイプ
3 ロレックスのスポーツモデル7選
3-1 サブマリーナ
3-2 コスモグラフ・デイトナ
3-3 エクスプローラーⅠ
3-4 エクスプローラーⅡ
3-5 GMTマスターⅠ&Ⅱ
3-6 シードゥエラー ディープシー
3-7 ヨットマスター
さいごに
1 ロレックスを選ぶべき2つの理由
オメガ、タグホイヤー、ブライトリングなど、有名時計ブランドは数多くありますが、その中でも圧倒的におすすめなのは「ロレックス」です。
なぜそこまでロレックスをおすすめするのか、その理由は大きく分けて2つあります。
・変わることのないロレックスのデザイン
・ロレックスの資産性は時計メーカーNo.1
それでは、それぞれ解説していきます。
1-1 変わることのないロレックスのデザイン
ロレックスのデザインは、普遍的であり一貫性があります。
数50年ほど前に発売されたモデルと現行モデルを比較しても、デザインに関してほとんど違いがありません。
一貫性のあるデザインによりいつの時代であっても古さを感じることはなく、一定の人気とファンを獲得してきました。
ロレックスの資産性は、他ブランドと比較してもNo.1であるといえます。
世界3大時計と呼ばれる「パテックフィリップ」や「オーデマピゲ」、「ヴァシュロンコンスタンタン」と比較しても、ロレックスの資産性はずば抜けています。
ロレックスは元々の生産量が少ないため、一定の需要があります。その影響もあって、相場が高騰しています。
この動きは現行品だけではなく、生産終了となったモデルも同様に上昇しています。そのため、プレミア価格で取引されることが多くあります。
この人気は長い間、世界各国のロレックスファンによって支えられているため、時間の経過とともにとともに資産性が大幅に下がっていくとことはありません。
人によっては「昔購入したロレックスが購入額よりも数百万円以上高い金額で売却できた」と話すほどです。なので、資産性の観点からもロレックスは、非常におすすめのブランドであるといえます。
2 ロレックスのケースサイズとモデルタイプ
次にロレックスを購入する際に、注意しなければならないケースサイズとモデルの種別について簡単に説明していきます。
2-1 ケースサイズ
ケースサイズとは、横の直径のことを指します。(リューズは含まない)
時計を選ぶ際に重要となるのが、このケースサイズです。ご自身の趣味嗜好もあると思いますが、一番大切なのは、自分の手首の大きさに合ったサイズを選択すること。一般的な手首のサイズは、16㎝~17㎝といわれています。
ロレックスが展開しているサイズは、下記の3通り。
メンズ(34mm~44mm)
ボーイズ(31mm~37mm)
レディース(26㎜~31㎜)
上記3サイズの中でも様々なケースサイズが展開されていますが、今回はスポーツモデルのケースサイズである39㎜・40㎜・42㎜・43㎜・44㎜の5種類を紹介していきます。
39㎜
手首が細い人(男性の場合、手首が16㎝以下の方)やスーツスタイルが多い方におすすめ。
40㎜
人気サイズでスーツスタイルに違和感なく馴染みます。手首の細い方でもおすすめですので、迷ったら40㎜が無難ともいえます。
42㎜
ここから大きなサイズに分類されます。このサイズから、手首が細い方より手首が太い方におすすめです。
43㎜・44㎜
迫力と主張が強くなるサイズ。無骨な手首にピッタリで男らしいサイズ感。
これはあくまでも目安となります。ちなみに海外の女性セレブ達は、よくメンズモデルのロレックスを着用しています。
手首のサイズには合わないかもしれませんが、そのアンバランス感が非常にかっこよく見えます。なので、大きさにはとらわれず購入するのもいいかもしれません。
2-2 モデルタイプ
次は、モデルタイプを紹介していきます。
ドレスモデル
「デイトジャスト」や「デイデイト」がドレスモデルに該当します。上品にスーツスタイルを決めたいという方や女性の方は、ドレスモデルを選ぶ傾向があります。金やプラチナの素材を使用していますので、少し派手めなデザインのものが多くあります。
スポーツモデル
マリーンスポーツやフライト、ダイビングなど様々なシーンを想定して開発されたスポーティなモデルです。
基本的にステンレス素材を使用しており、サテン仕上げとなっています。この素材と加工は傷が目立たなくなっています。中には、ダイヤモンドの装飾や金、プラチナが使用されているモデルも存在するので、ラグジュアリー感を演出することも可能です。サブマリーナーやデイトナなどが該当します。
スタンダードモデル
一般的な腕時計のデザインがスタンダードモデルです。ステンレス素材を使用し、シンプルなデザインです。オイスターパーペチュアルやエアキングが該当します。
3つのモデルのうち、ラインナップのほとんどが人気モデルですが、その中でも人気と相場が突出して上昇しているのが「デイトナ」や「GMTマスター」などスポーツモデルになります。
3 ロレックスのスポーツモデル7選
スポーツモデルの中には装飾にこだわったドレスモデル寄りのものも存在していますので、華やかな腕時計を求めている方にも一定の需要があるといえます。ですが、ひとくちにスポーツモデルといっても、さまざまな種類が存在しています。
この章では、自身にあったロレックスを選んでいただくためにロレックスのスポーツモデルを7つ厳選して紹介していきます。
3-1 サブマリーナ
出典:ROLEX
1926年にオイスターケースを発明して以来、ロレックスといえば防水仕様の強靭なオイスターケースが代名詞となっています。
その集大成として、1950年に発表されたのが世界初のダイバーズウォッチ「サブマリーナ」。300mの深度まで耐えられる高い防水性能にも関わらず、スタイリッシュな見た目は、普段使いの腕時計として多くの方に愛されてきました。
サブマリーナのモデルは「デイト」と「ノンデイト」の2種類に分けられます。デイト表示がないシンプルなデザインは、オリジナルに似ているということで人気を集めているモデル。デイト表示があるサブマリーナには文字盤が黒のものと緑のものがありますが、緑の116610LV、通称「グリーンサブ」は「サブマリーナ」の数あるモデルの中でも随一の人気を誇っています。このモデルは、コーポレートカラーである緑色を文字盤とベゼルに取り入れており、高級感が漂っています。
2020年9月には「サブマリーナ」の新作が発表され、ラインナップが刷新されています。ケースサイズはそれまでの40mmから41mmに変更されたことで、ケースのラグがシャープになったことで洗練された印象になりました。
また、116610LVでは文字盤はグリーンでしたが、後継機となる126610LVではブラック文字盤へと原点回帰しています。
3-2 コスモグラフ・デイトナ
出典:ROLEX
ロレックスのスポーツモデルの中でも、最高峰といわれているのが「コスモグラフ・デイトナ」です。このモデルは1963年にモータースポーツモデルとして誕生し、24時間耐久レースで知られるアメリカ合衆国フロリダ州の「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」から名前が付けられました。
「コスモグラフ・デイトナ」は、ロレックスのラインナップの中でも珍しく、ストップウォッチ機能が搭載されたモデルです。クロノグラフモデルはどのメーカーでも高い人気を集めていますが、一切の無駄を排した究極のスポーツウォッチ「コスモグラフ・デイトナ」は別格の存在だといえるでしょう。
このモデルは、常に品薄状態が続いているため相場の高騰傾向となっていますが、現行モデルである116500LNはとくに人気が過熱。その理由としては、デイトナとしては初めてセラミック製のベゼルを採用し、そのスタイリッシュさが人気に拍車をかけています。なデザインと流通量の少なさとなっています。
3-3 エクスプローラーⅠ
出典:ROLEX
ロレックスのエクスプローラーⅠは、アドベンチャーウォッチの代表ともいえるモデル。世界初のエベレスト登頂達成を記念して作られ、オールステンレス素材にこだわったシンプルで視認性の高いデザインが特徴的です。
装飾がないだけにどんなシーンでもどんな服装でも相性が良く、ロレックスの中で最も使いやすいモデルと評されています。
現行モデルの214270では、もともと36mmだったケースが39mmになりました。また、2016年のマイナーチェンジでインデックスにクロマイト夜光が塗布されるなど、「冒険家」の使い勝手を考慮した機能性の追求が今でも行われています。
3-4 エクスプローラーⅡ
出典:ROLEX
このモデルは、1971年に発表された「エクスプローラーⅠ」の上位モデル。このモデルは、昼夜の区別がつかない洞窟内での探検を想定して作られ、通常の針に加えて24時間で1周する針がつけられています。
現行モデルである216570は、オリジナルを彷彿とさせるオレンジ色の24時間針7が採用されています。原点回帰したデザインが印象的で人気があがり、取引価格も上昇傾向にあります。
3-5 GMTマスターⅠ&Ⅱ
出典:ROLEX
洞窟探索用の「エクスプローラー」、防水性能に特化した「サブマリーナ」に引き続き、パイロットウォッチの作成を打診され生まれたのが「GMTマスターⅠ」です。このとき開発された時計には、24時間針と双方向回転ベゼルが搭載されており、2つの機能を駆使することでパイロットは出発地と目的地の時刻を同時に把握することができます。画期的な機能を備えたGMTマスターⅠは、あっという間にパイロットたちの熱烈な支持を獲得していきます。
上位モデルにあたる「GMTマスターⅡ」では、短針のみを動かして微調整をすることで3カ国の時刻を同時に確かめることができます。現行モデルの中でも、青と赤の2色のベゼルが特徴的な 126710BLROは特に高い人気を誇っています。
3-6 シードゥエラー ディープシー
出典:ROLEX
ダイバー向け「サブマリーナ」の上位モデルとして、1971年に「シードゥエラー」が発売されました。その「シードゥエラー」の機能性をさらに向上させたのが2008年発売開始の「シードゥエラー ディープシー」です。このモデルでは、3900m防水という名前にふさわしい高い性能を実現するために、ヘリウムガス排出バルブやリングロックシステムなど、ロレックス独自の技術を活用しています。
2018年に発表された現行モデル126660には、文字盤が黒い通常のタイプと黒と青のグラデーションが美しいD-BLUEがあります。旧モデルのデザインを踏襲しているD-BLUEは特に人気が高いため、かなり高い相場で取引されています。
3-7 ヨットマスター
出典:ROLEX
マリンスポーツを楽しむ人のために作られた「ヨットマスター」は、ロレックスのスポーツモデルの中でもラグジュアリーな装飾が楽しめるラインとして知られています。ヨットマスターはすべてのモデルで金かプラチナ素材が取り入れられているため、ステンレス素材のものは存在していません。
このモデルは華やかで目を引くデザインのモデルが多く、海で男らしさを演出したいのであれば、うってつけの腕時計といえます。
2007年には「デイトナ」以来となるクロノグラフモデル「ヨットマスター2」も登場。2017年には文字盤と針のデザインがマイナーチェンジされた事もあって、ヨットマスター2の中でも2017年の高年式モデルは取引価格が高くなる傾向にあります。