ロレックスのギャランティは、購入した時計が本物であることをメーカーが証明します。
購入後の時計を保証することを記した書類ですので、非常に大切です。
また、ロレックスのギャランティは、偽物防止策が施されています。
ギャランティにブラックライトを当てると、「ROREX」という文字列が浮かび上がってくるのです。
ちなみに、ロレックスのギャランティは、発行年によって種類があり、「カードタイプ(新型・旧型)」「紙タイプ」があります。
カードタイプ(新型)は、2020年現在発行されているギャランティで、ホワイトとグリーン、ゴールドを使用した上品な色合いが特徴です。
旧型のカードタイプは、グリーンとゴールドの高級感溢れるデザインです。
紙タイプのギャランティは、2006年以前に発行されたもので、フランス語と英語の2種類が存在します。
購入したロレックスが現行品の新品である場合、新型カードタイプです。
なお、ロレックスのギャランティは、購入時点で受け取ることはできません。
ロレックスを購入したお店で書類に必要事項を記入して申請し、後日にお店に取りに行くか、自宅に郵送してもらいます。
ロレックスのギャランティに記載されている内容は、次の通りです。
・保証期間
・型番
・シリアルナンバー
・購入者の情報
・購入日
・保証書発行国(販売国)
ロレックスのギャランティは「どれくらいの期間保証してくれるのか」「いつどこで誰が買ったのか」「どんな時計なのか(型番)」などが分かる書類です。
ロレックスのギャランティを紛失してしまうと、万が一時計が壊れたとき、高額な修理料金を請求されてしまいますので注意してください。
また、所有しているロレックスが本物であることを証明できなくなってしまいますので、仮に売却する場合、買取価格が下がってしまう恐れがあります。
なお、並行輸入品のロレックスの場合、購入者の欄が空白のものが付属していることがあります。
これを、「オープンギャランティ」と呼びます。
ロレックスを買取に出すにあたり、「ギャランティ」は必ずしも必要ではありません。
ギャランティがなくても、売却することは可能です。
特に、ロレックスの知識が豊富な鑑定士が対応する場合は、ギャランティがなくても本物か否かを見極めることができます。
しかし、ギャランティなしの場合、買取価格に数千円~数万円程度影響してしまいます。
なぜなら、「付属品が揃ったものを購入したい」といった需要もあるからです。